捻挫とは、スポーツや日常生活において足首や手首、指、腰、首などを捻って痛めることを言います。
関節には筋肉・靭帯・関節包などの組織があり、捻ってそれらを痛めてしまうことを指します。
足首が最も多いですが、指など体のあらゆる所に捻挫は起こります。
球技でよく起こる『突き指』も捻挫の一種です。
捻挫の原因はスポーツや日常生活など様々です。
よくある捻挫で足の捻挫(足関節内反捻挫)がありますが、この捻挫の原因は、
・階段を降りた時
・段差を踏み外した時
・石ころを踏んで
・スポーツ中に人と接触した時
などに足関節が内側に捻られて、外側の靭帯が切れたり伸ばされたりして痛み、腫れ、内出血が起こります。
応急処置の基本に『PRICES』処置というものがあります。
PRICESは
P:保護(Protect)
R:安静(Rest)
I:冷却(Ice)
C:圧迫(Compression)
E:挙上(Elevation)
S:安定/固定(Stabilization/Support)
これらの頭文字をとったものです。
※以前は『RICE』でしたが、最近では『PRICES』の6文字に増えています。
特に大事なのは受傷直後にまず冷やすこと!
ご家庭でも冷やすことで患部の炎症症状が抑えられ痛みが緩和していきます。
捻挫によって起きた腫れ・内出血を早期に取り除き、傷んでしまった靭帯・皮下の筋肉の回復を促進するために、患部周囲の組織にメディセル、超音波、マッサージ、ネオテクトロンなどを組み合わせて施術を行っていきます。
必要に応じてホワイトテープやキネシオなどを用いて固定します。
患者様ごとの症状に合わせた施術メニューをご提案させていただきますのでご安心ください。